男の痰壺

映画の感想中心です

2017-01-29から1日間の記事一覧

アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち

★★★ 2016年10月8日(土) 新世界国際 作為を排するにしても世界が未だ知らなかったという状況をもっと打ち出さないと衝撃は無い。プロデューサーとディレクターの対立も描かれるが証人喚問の開始とともに視聴率アップで済崩しになるあたり、その程度かとも…

破戒

★★★ 1977年11月20日(日) 東梅田シネマ 冒頭の屠殺場面で感じた崑の才走り感が何となく邪魔。物語の本質を外しているわけではないが、微妙に根幹に訴求してこない。ひとつの題材として完璧に料理しましただけでは喰い足りない。端正なモノクロの粋とも言える…

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

★★★ 2017年1月23日(月) 新世界国際 シリーズ前2作は未見です。 劣化というよりお婆ちゃん化が著しいレニーだが、2人のセレブ男にモテモテというお伽噺。 であるから、2股かけて妊娠のどっちの子やねんな設定もインモラル臭はなく、モテて良かったねの安…

ひな鳥の冒険

★★★★ 2016年7月27日(水) TOHOシネマズ梅田10 子供の頃毎日が新しいステージへの挑戦で、おっかなびっくりでもクリアしていけたその成功体験の幸福。初めて海中から水中眼鏡越しに見た水面の煌きの感動を50年ぶりに想いだした。ただ露払い役の細緻なC…

ワイルドバンチ

★★★★ 1976年12月21日(日) ビック映劇 砂塵と血糊と汗と唾液と酒と精液にまみれた西部にモンタージュされた高速度撮影の野郎どもの連帯の機微と哀愁。静と動を頻繁に往還する構成は螺旋状に濃度を高めクライマックスに至る。時代に置かれた物語に役者陣容も高…

日本妖怪伝 サトリ

★★★★ 2017年1月23日(月) シネヌーヴォ 妖怪サトリは山谷初男の小太りおっさんで人の心を読むのだが、その設定にさしたる意味も無い。 映画の主眼は緑魔子のモラトリアム女性のノンシャランな行動を追うことのようだ。 緑魔子は初見ではないが、今までで一…