男の痰壺

映画の感想中心です

2017-06-07から1日間の記事一覧

技術者たち

★★ 2016年3月12日(土) 新世界国際 ジャンルの形骸的継ぎ接ぎでしかないし哀しいくらいにライト。韓国映画の魅力であるしつこさが見られずスカスカに流れていくだけ。主演のウビンは悦に入って大見得を切ってるが守備範囲は狭そう。ターゲットの特異性だけ…

パニック・イン・スタジアム

★★★ 1977年3月23日(水) 阪急会館 ことが始まるまでに延々と続くルーティーンな主要人物紹介が凡庸だが、狙撃犯を一種の厄災として描いたのが新鮮。70年代パニック映画の顔ヘストンに対して配されたカサベテスが絶妙のクールさでいい。断ち切って投げ出した…

夜に生きる

★★★ 2017年6月5日(月) 大阪ステーションシティシネマ7 ものすごく、とっ散らかった物語だ。 大体、この主人公、もひとつ背骨が通っていない。 俺は指図を受けたくねえと言いつつ、あっちの親分こっちの親分と蝙蝠よろしく行ったり来たり。 悪いことしまく…