男の痰壺

映画の感想中心です

2017-09-03から1日間の記事一覧

恋人たち

★★★★ 2015年12月13日(日) テアトル梅田2 男2人の挿話は真摯なのだが最重要と思われる再生への契機や起点が描かれないので判ったような判らないような釈然としなさだ。橋梁検査という職も若干狙った感がある。一方で主婦の原エネルギーは作為をふっ飛ばし…

ヒポクラテスたち

★★★★★ 1980年11月12日(水) SABホール 5人は渦中から傍観者になり又再び渦中へと入って行かざるを得ない。甘酸っぱい追憶と茫漠たる不安に晒された青春。大森自身がその出口に立った臨場感こそが映画に真実を付与した。青さも含め持てるもの全てを投入し…

コンドル

★★★ 2017年8月27日(日) プラネットスタジオプラス1 俺はフェミニズムを声高に唱える人間でもないが、この映画は如実にホークスの男尊女卑思想が表れている。 ジーン・アーサーとリタ・ヘイワースの2人の女が出てくるのだが、彼女らは全くバカ女としてし…