男の痰壺

映画の感想中心です

2018-04-22から1日間の記事一覧

オレの獲物はビンラディン

★★ 2018年4月19日(木) 新世界国際劇場 ラリー・チャールズの映画は、「ブルーノ」しか見てないのだが、あれは傑作だった。 なんというか、胆の据わり方がハンパなくって、殺すもんなら殺してみやがれっていう開き直りがたまらんかった。 「ブルーノ」を含…

寄生獣

★★★★★ 2015年1月11日(日) MOVIXあまがさき1 モロCGに依拠する題材だが、アクションを描くに距離・空間の活用(ビル屋上での対峙)や編集・アングルのダイナミズム(高架下での戦い)を用い古式床しい映画術の王道を踏襲してる。充分に情緒的なのにベタ…

さよならミス・ワイコフ

★★★ 1980年12月5日(金) ビック映劇 カザンやローガン作に比べてコクがないうえに扇情的要素が露骨ではあるがインジ的米南部片田舎の閉塞感の環境描写は節度があり良い。時代もあり事後の主人公の変容は控えめだが、それだからこその決然とした行為が浮かび上…

ワンダーストラック

★★★ 2018年4月14日(土) シネリーブル梅田3 「ヒューゴの不思議な発明」と同じ原作者のものであるらい。 あの映画も、俺は全くダメだったが、これもイマイチです。 どうも、原作者はメカニカルな意匠に関心が高いらしく、今作でも博覧会に出品されたニュー…