男の痰壺

映画の感想中心です

2018-05-05から1日間の記事一覧

わが友イワン・ラプシン

★★★ 2015年4月21日(火) シネヌーヴォ 一体何を描きたく何が描かれてるのか判別しかねる状況が続いていくが、中盤の逮捕騒動あたりから終盤にかけ侘しい日々の中にもあったであろう詩情のようなものが追憶の彼方から浮かびあがる。ミハルコフのような楽隊列…

ランニング

★★★ 980年10月26日(日) 伊丹グリーン劇場 『ロッキー』後付企画丸出しなのだが、うだつのあがらぬ人生を丁寧に淡々と描いた前半に限れば結構良い味わい。しかし、ローバジェッドなのにオリンピックという大風呂敷を広げた後半は一気に嘘臭くなり話も予定調和…

レディ・プレイヤー1

★★★ 2018年4月29日(日) MOVIXあまがさき9 80年代のサブカルへの郷愁など無い!と言い切る気はないが、俺の見たいもんは、このVR世界には無い。 よって、物語のみが抽出される。 格差が更なる拡大を遂げた世界で貧民どもはシコシコとゲームに精出…

インヒアレント・ヴァイス

★★★ 2015年4月21日(火) シネリーブル梅田3 ウィルソン登壇辺りから流れを見失い気が付けば終盤だった。そういう迷宮世界の混沌に酩酊する物語だとしても、キャストの鮮度落ちの熟成が足りなく生腐りで旨み成分が出てない。天使のようなキャサリンちゃん再…

恋人よ帰れ!わが胸に

★★★★ 1980年9月27日(土) 毎日文化ホール 訴訟を巡るドタバタもシュールなパロディを織り交ぜ冴えてはいるが、女房に逃げられたジャック・レモンの独壇場とも言える切ないまでの哀感と侘びしさ。マッソーとのやりとりは巷間言われる凸凹コンビではなく高度な…

いぬやしき

★★★ 2018年5月1日(火) TOHOシネマズ梅田10 佐藤信介の映画は初期の「修羅雪姫」と直近の「アイアムアヒーロー」しか見ていない。 だが、そのアクション演出はシャープでキレがあると思っている。 で、本作であるが、悪いが物語の構築をてんで考えて…