男の痰壺

映画の感想中心です

2018-05-25から1日間の記事一覧

陥し穴と振り子

★★★ 2015年3月28日(土) シネヌーヴォ 設定に関して驚きは無いものの、拷問機械の子供じみた悪魔チックデザインの御愛嬌を舐めてるうち執拗に反復運動を繰り返し迫り来るそれが平衡感覚を麻痺させる。平常心は次第に蝕まれ判断力は夢幻の彼方に葬られる。そ…

地震列島

★★ 1980年9月3日(水) 伊丹ローズ劇場 米『大地震』の三角関係に対抗する為、四角関係にしたのはいいが勝野も永島も木訥で色気が無く、かと言って『日本沈没』の男達のような刹那な狂気もない。救い難く緩い。特撮も完全な使い廻し。しばたはつみの主題歌だけ…

第二の母

★★★ 2018年5月19日(土) プラネットスタジオプラスワン 1936年制作は、2・26事件の年。 簡易保険局と日活の提携作品で国策映画とされているが、そういうプロパガンダ色はうかがえない。 姉・弟物語であって、常道パターンである。 親のいないらしい…

誰よりも狙われた男

★★★ 2015年4月4日(土) 新世界国際劇場 鳶に油揚げ浚われたー的乃至はフン!バカな男ネ的感情は0,5秒互いの顔をよぎるが何も無かったかの如く前向く諜報活動の非情。畳み掛けるラストとよろめきつつ消え行くホフマンの余韻が全て。油揚げの心情なぞ斟酌し…

北陸代理戦争

★★★ 1980年9月27日(土) 毎日ホール やたらテンポが良く飽きはしないものの、北陸のど田舎やくざの寂寥感がうら寂しさ を横溢させ、ルーチーンが退廃へと突き抜けることもないまま末期感が漂う。何故か いきなり「SF」と「時代劇」へと転向する深作のウンザ…

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

★★★★★ 2018年5月12日(土) 梅田ブルク7シアター5 何十年も映画を見続けていると、いわゆる天才子役ってのに食傷気味である。 だから、ブルックリン・キンバリー・プリンスって長ったらしい名前の女の子も、もちろん巧いし可愛い。 のだが、だから?…って…