男の痰壺

映画の感想中心です

2018-11-19から1日間の記事一覧

監視者たち

★★★ 2014年9月6日(土) シネマート心斎橋2 オリジナルより犯行グループの描写が熾烈になり温さは解消されたのだが、それでも所詮は手出し御法度の監視専門班というダイナミズムを封殺された設定が枷と感じられる。上司(ギョング)・部下(ヒョジュ)コン…

マイ・ロード

★★ 1980年10月19日(日) 伊丹ローズ劇場 白人女と一発やりてえという恥も外聞も身も蓋もない話を脳天気に繰り広げられても、どう対処すればいいというのだろうか。日本人の平均的意識レベルを忠実に反映した時代の産物とも言えるが哀しくも侘びしい出来となっ…

ソフィーの選択

★★★★ 2018年11月17日(土) 大阪ステーションシティシネマ5 見終わって製作年度を調べたら「シンドラーのリスト」より10年前だった。 であれば、このアウシュビッツの描写は衝撃だったと思われる。 どういう映画か、あまり知らずに見た。 で、必然的にか…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

★★★ 2014年9月14日(日) MOVIXあまがさき10 1人カラオケしつつのオーブ奪取の掴みが良く、面子が揃うまでは流れも快適だが、揃ってからは毎度の悪の枢軸VS連合軍的定番戦争の善良サイドの尖兵と化して新味も失せる。惑星ザンダー上空の陽光下の…

悪魔の棲む家

★★ 1980年7月16日(水) 伊丹グリーン劇場 さしたる刺激が無いことを承知しつつ、怠惰に流されるだけの仕事。ベストセラー原作でヒットが予測されてるに甘え使い古しの設定に依拠し斬新さの欠片もないスタッフやキャストの迎合のルーチンワーク。何よりあんま…

生きてるだけで、愛。

★★★★★ 2018年11月16日(金) 梅田ブルク7シアター4 大仰で重っくるしいタイトルであるから、多少眉に唾つけて見始めたのだが。 篇中、主人公が言われる。 「あなた、よく今まで生きてこれたわね」 まったくそのとおりであって、そういう意味でこのタイトル…