男の痰壺

映画の感想中心です

2019-03-03から1日間の記事一覧

香港国際警察 NEW POLICE STORY

★★★ 2014年5月24日(土) トビタシネマ バーチャルオタクなクソガキどもに遣られっ放しのジャッキーという物語構図からして迎合的で自虐的だ。もはや、能天気でいられないにしても、アナログでリアルな痛みを知る彼が演るべき役とも思えない。そもそも、体技…

時計じかけのオレンジ

★★ 1980年1月15日(火) ビック映劇 勿体ぶって終始虚仮威しをカマしてるが実はハッタリばっかりであったという脳内構成映画。舞踏めいた殺陣の胡散臭さと超広角レンズにコマ落としの映像幼児性はアナーキズムの敗北を戯画化するだけ。そこには、真に撃つべき…

一万三千人の容疑者

★★★ 2019年2月24日(日) 新世界東映 1963年の吉展ちゃん誘拐殺害事件の映画化。 13,000人とは捜査線上に上がってシロとされた数であって気が遠くなりそうな労力である。 事件後まもないころの映画化であるし、又時代もあったろう、犯人と子供の2…