男の痰壺

映画の感想中心です

2019-08-15から1日間の記事一覧

いとしきエブリディ

★★★★ 2013年11月23日(土) テアトル梅田2 ドラマの無為性はコンセプトとして新しくもなく、5年かけた撮影も子供は大きくなるという当前の事実をフィルムに刻むだけだが、個々の事象に対し過度に寄らず総体としての年月の集積こそに意味があるとした点が新…

ブルージーンズメモリー

★★★ 1981年7月11日(土) 伊丹グリーン劇場 海洋ロマンティシズムは遠く過去のものと成り果てた4半世紀遅れのボンクラがたのきんの抜け作キャラとマッチして阿呆臭いなりに成立。ともかくテンポが良く開き直って見ればそれなりには面白い。主演の3人は1作目…

巴里祭

★★★★ 2019年8月4日(日) シネリーブル梅田4 どうも、ルネ・クレールとは相性が悪いみたいだし、期待してた「リラの門」も今いちだったことから見る気もなかったのだが。 何しろ古い映画だから温い恋愛譚だと思っていたこともある。 でも、序盤はやっぱりの…