男の痰壺

映画の感想中心です

2020-05-30から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2004年9月6日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 人生哀歌 グレイゾーンが消失し世の中は勝組と負組に2極分化するなら、それはそれで結構なことである。才ある者が、或いは努力した者が勝ち、才無き者、或いは努力せぬ者が負けるのならば、致し方な…

危険なメソッド

★★★ 2012年10月27日(土) TOHOシネマズ梅田7 確執や愛憎など常道なメリハリがクローネンバーグは不得手。かと言って、カルトな精神学世界を舞台にしつつ得意の変態嗜好も遠慮して出せない。結果、ダラで平板な凡作となった。皮肉にもキーラの茶番演技…

蒲田行進曲

★★★★★ 1982年10月10日(日) 伊丹ローズ劇場 被虐と嗜虐を往還する展開の不条理は一応「映画王国」の特異現象として言い訳されてるが、そこから純愛を抽出する作為は本来泥臭い。しかし幸か不幸か、そういうことに斟酌しない深作怒涛のハイテンションが胡散臭…

悪魔のささやき フォーエバー

香港国家安全法の制定に関して、キョーサンのシイさんが抗議を表明しないアベ政権を批判したわけなんだけど、お気楽な自民批判に明け暮れる夢想家集団の本質を露呈しているわ。ここは高らかに中国共産党との断交を表明・宣言するくらいやったらどうなのよ。 …