男の痰壺

映画の感想中心です

2020-06-22から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2005年8月5日 (金))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 パンドラの筺 異論を承知で言うと… 日本は望んで原爆を落とされたわけではない。完全に一方的に受け身に、それを為されたわけだ。喧嘩でドツキ倒されたことを何十年も繰り返し『あたかも勲章の如くに…

るろうに剣心

★★★★ 2012年8月26日(日) MOVIXあまがさき6 佐藤の口跡のダメ軽さを力技でキャラ設定に被せて躱す。殺陣も吉川戦は見惚れたが他は過不足ない程度だ。だが、筋を通すということに揺ぎ無い確信を感じたし、ラストの決めの至福感は久々だった。清清しい…

★★ 1982年8月13日(金) SABホール どうにも視野が近親相姦的に内向きに閉じているので希望が無く息苦しいし、トリッキーな作劇を凝らしている割には錯綜がロジカルに紐解かれる醍醐味も薄いのだ。何より社会主義的プロパガンダ臭が濃厚であり、それが迎合…

その手に触れるまで

★★★★ 2020年6月20日(土) テアトル梅田1 イスラム教について大して知っているわけでもないのだが、原理主義的な先鋭が非イスラムの社会と軋轢を深める中で排他的なテロリズムと接続していく状況を改めて考えさせる映画だ。 ダルデンヌ兄弟は、イスラムを否…