男の痰壺

映画の感想中心です

2020-08-02から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2009年4月25日 (土))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 ブラックアウト 誰も居ない公園で酔って裸で芝生に座って「ワー」とか言った。こんなんで袋叩きされるなら…鶴瓶はどうなんねん。 まあ、俺も長い人生で、何度か酔って裸になったことがあります。学生…

超能力者

★★★ 2012年7月14日(土) 新世界国際劇場 魅力的な導入で語られたドンウォンの出自だが、抗するコ・スの凡人然とした立ち居振る舞いは終ぞ覚醒せずに頂上決戦的カタルシスに至らない。世界が局所的で狭いのも物足りなく、黒沢清的ハッタリの終末エッセンスが…

TATTOO[刺青]あり

★★★★★ 1982年6月11日(金) 三番街シネマ3 マッチョイズム願望の呪縛に捕われつつ自壊していく男を演じる宇崎がドンピシャすぎる快演。脇の下元・渡辺も一種の無常感を漂わせ奥行きを付与する。西岡脚本は犯罪者の生い立ちを究明するに独り善がりな陥穽におち…

悪魔の選択 補償という名の欺瞞

多くの人が被害に遭った震災や水害などは、ニュースにもなり、犠牲になった人々に対して世間の関心も向かう。 政治は人気商売だから、人々の耳目か集まったところに施策を投じる。費用対効果を考えれば仕方ないとは思う。 だけど、世の中にはニュースになら…