男の痰壺

映画の感想中心です

2020-08-07から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2009年7月8日 (水))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 ミニスカとキャミに見る時代考 保守的であることがいけないわけではないが、度が過ぎるとかわいくない。 革新を重ねてきた潮流を逆行させる現象が、今の日本で散見されるようになってきた。嘆かわしい…

TIME タイム

★★★ 2012年5月26日(土) 新世界国際劇場 母をも圧殺されたお前が最底辺から這い上がって収奪システムの天辺を完膚なきまでに叩きのめすのかと思えばお嬢彼女と強盗ごっこに身を窶す様に何じゃこりゃと正直思うのだが、世の善良な女子どもの正統白馬王子願望…

生きる

★★★★ 1982年7月14日(水) 新世界東宝敷島 正直、この男の生き様の温さが反転するにせよ、汚濁に塗れのたうつレベルにも達せぬ公園事案の弾けなさで、一寸デカダンしてみたり純情に触れたり程度のままごとも終盤の時間軸の解体再構築で醒めた視点に晒される。…

グッド・ワイフ

★★★ 2020年8月5日(水) シネリーブル梅田2 やりたいことはわかるのだが、メリハリが足りないし、もっと言えば毒が足りない。 クソ女の転落を描くに、新人女性監督には、そこまでの同性嫌悪を露わにするのが躊躇われたか。 それにしても、この富裕層のご婦…