男の痰壺

映画の感想中心です

2020-09-06から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2010年1月8日 (金))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 フィクショナル吉野屋 ~理想郷~ 50代と思しき疲れきった出勤前のサラリーマンが入ってきて席についた。「ご注文おきまりですか?」「並と卵」「はい、並1丁!卵!」 60代と思しき作業服の男が…

海燕ホテル・ブルー

★★★★ 2012年4月21日(土) テアトル梅田1 象徴には遠い安価なホテルのロケセットの寂寥感が意外に棄て難く、吸引力の無い片山瞳の木偶人形ぶりも案外に好ましい。そういう紙一重な未達感が、解ったようで解らん世界を心地よく覆う。今の時代、こんなもんは…

爆裂都市 Burst City

★★★ 1982年4月7日(水) 梅田東映ホール 映画の暴動というシステム破壊の意図はクライマックスで暴動を描いた映画にすり替わってしまう。殻を破砕して観客に突きつけるべき何かは現場の狂騒への自己充足で収縮してしまった。若気の至りとも言うべき薄さ故に、…

オヤジのラッパー 怒りのデスロード第2章

アベ叩くのけっこうごりっぱ泣けるぜ咽せるぜ飽き飽きだーぜ それよりマシなのエダノだーぜって本気で思って信じてる、ダセーぜクセーぜ救われねーぜ 政治って、ご立派な理想、ゲスの手管使っても実現するもん、当たりマエダのクラッカー そのことわかってな…