2020-10-12から1日間の記事一覧
※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 読書二題 ●絶望の果てにしか希望は存在しない 川上未映子の「乳と卵」を読んだのだが、で、少し前に、西加奈子の「通天閣」を読んだときにも思ったのだが、最近の関西出の女たちが描く世界は、なんで…
★★★ 2012年1月21日(土) 日劇会館 元祖チャラ男とでも言うべき山城のモテモテぶりも今一納得いかぬ鈍重で冴えぬことが味とは言え、女親分宮園と並んで物語りも締まりない。文太と遠藤が担う任侠マターで一安心の体たらくなら生パンまで持ち出された小百合に…
★★★ 1982年3月12日(金) シネマ温劇 撮ることへの意識過剰なき衒い無さは芸がないこと紙一重であり、数多あるB級アクションの領域に留まる。ファーストシーンのジャジーなムードが最高。前段と終盤に用意された弾幕過剰が作家性というより自棄のやん八的本能…