男の痰壺

映画の感想中心です

2020-10-21から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2011年1月21日 (金))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 タブー かっこいいことを口先三寸で言うしか能がない人々が代表だという。都心部で日和見な聴衆を前に街宣車上からマイクロフォンの拡張音波に乗せて唾液まじりの空論をぶつ。そんな声はど田舎の爺婆…

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

★★ 2012年2月25日(土) 大阪ステーションシティシネマ10 少年の母への過剰な反撥へ共感も無く、一転しての心の融解は余りに形骸的。全篇を占める心の触れ合い旅路はトリッキーな設定だが心揺さぶるほどの挿話は遂には見当たらない。こんな勘違いガキに付…

愛と哀しみのボレロ

★★★ 1982年1月16日(土) 新世界国際 全く連関の無い並立的な4つの挿話を強引にクライマックスに収斂しようとするのが粋とも思えず強引の印象になったのは、ノンジャンルに音楽界ビッグネームを並べ立て伝記然とした括りをつけたが為だろう。闇雲なパワーは認…

老いらくの元気です! 宮崎美子賛

「さあ、いってみよか」 「もう、ほんとにやるんですか」 「この後におよんて何言っとるんじゃ、美子」 「でも」 「今の君は、テカテカに光って〜ってか」 「やだ、テカってます?」 「思いだせ、あのときの君ははちきれんばかりにピッカピカじゃった」 「そ…