男の痰壺

映画の感想中心です

2020-12-02から1日間の記事一覧

サマー・ナイト

★★★★ 1983年9月5日(日) ビック映劇 どうでもいいよな1夜の狂騒を6人の登場人物で描くさして笑えぬアレン流艶笑劇シェイクピア風味。しかしウィリスのフィルターワークが完璧で黄金色の光に縁取られた真夏の避暑地が統御された世界を産み出している。とにも…

さすらいの女神たち

★★★ 2011年10月8日(土) 梅田ガーデンシネマ2 舞台と楽屋に於ける女たちの圧倒的実存の前では、アマルリックの主人公の物語は決してあざとくもないにせよ、どうしても作為めいてしまうのが気の毒であるが、それも又本望であろう女愛を感じる。黒子に徹する…

東京物語

★★★★★ 1983年12月7日(水) ビック映劇 戦後小津フィルモグラフィ中、物語へ準拠が形式への拘泥と拮抗し、感情吐露が諦念と併置された点で『東京暮色』と双璧。スタティックな構図と華麗なカッティングのリズムの錯綜。そして、熱海での眠れぬ夜を海辺で過ごす…

佐々木、イン、マイマイン

★★★★★ 2020年11月28日(土) 大阪ステーションシティシネマ7 今年も残すところあと1ヶ月となったわけだが、多分、これが俺の日本映画ベストになりそう。 相変わらず四宮の空気の肌触りまで感じさせる撮影が絶品ということもあるが、語らねばこの先生きてい…