2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★ 1991年3月21日(木) 新世界国際劇場 過剰なまでの情緒綿々さが拭い去られて1作目よりおもしろい…かもだが、張りぼてめいたラスボス登場の終盤は、やっぱり…感がもしや感を凌駕し反面安心感も覚えるという毎度馴染みの思考経路を踏襲してくれる。(cinemas…
生年:1948/01/16 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1901/02/16没年:1986/09/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2007年2月17日(土) 梅田ブルク7シアター4 カプセルホテルや鄙びた映画館やデパ屋といった選択された舞台があざとくなる臨界で物語に馴染んでいる。向田邦子の焼き直し感バリバリだが堪能した。斜め俯瞰の構図を要所で使う演出の醒めた視線の妙。女…
★★★★★ 1991年3月31日(日) 祇園会館 吐瀉物もよく見りゃあいろんな色が混ざって綺麗だろ的グリーナウェイのゲス性根が欧州の衣食住文化の先鋭と幸福な融合を成した稀代の傑作。装置と化する衣装とはったりナイマンの音楽もツボだがエロティシズムもかなり来る…
★★★ 2007年2月17日(土) トビタシネマ アキレスの今風の唯我独尊の生き様が出来過ぎ感を生じさせ深みが喪失した。己の信念と大義との狭間でこそドラマが生じる。バカ君主もそうであればもっと機能したろう。ペーターゼン演出は相変わらず骨太で媚が無い。(c…
生年:1929/07/24没年:2011/01/06 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1966/12/30 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★ 2021年10月13日(水) TOHOシネマズ梅田10 園子温のキャリア終焉を窺わせるような微温さ。 むりくりの娘奪還を命じられたニコラス・ケイジは身体のあちこちに取り外し不可の小型爆弾を装着されて、タイムリミット過ぎれば爆発するし、奪還した娘に…
還暦・嘱託・大幅減給 私の心は初冬の狂詩曲 カエンタケ・ヒアリ・タランチュラ 私の周りは初冬の狂詩曲 脳梗塞・心筋梗塞・肛門ヘルペス 私の身体は初冬の狂詩曲 ブログ・フェイスブック・ツイッター 私の煩悩は初冬の狂詩曲 100均・パチもん・拾いもん …
★★★★ 1991年3月17日(日) 天六ユウラク座 とりたてて新味無い話だが安いハイキーなカメラが醸し出す低温で潔癖なムードが虚無的でそれなりに出色。金子流な四畳半イズムに西岡がマスレベルの覇権闘争を交錯させる。総体的に廉価役者の効果的な使い回しの中七…
★★★★ 2007年3月16日(土) 梅田ブルク7シアター1 ありきたりなバックステージ物なのだが、マニュアルを唾棄しオリジナルなソウルをこそという終盤の収束が骨太でかっこいい。小賢しいシーン内編集ではなくシーン繋ぎの編集が冴え、ダレ場もあるのに無いか…
★ 1991年3月21日(木) 新世界国際劇場 ホラーとあらばとにかく見ずにはおれないというマニアッック層以外には未来永劫用無し間違いない恐るべき退屈映画。ヒロイン以外が次々殺されるプロットはあれど趣向は無い。大体ロックとクラシックが何故に同じ地平で当…
生年:1951/11/14 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hat…
生年:1963/12/06 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2007年3月24日(土) トビタシネマ 少なくとも西欧原理主義的立脚点から脱しアラブの視座を挿入しようとするあたり成程『トラフィック』の脚本家らしい。9・11の本質的意味を考えさせられる。米帝国主義を撃つ侠気にこそ涙しよう。余りにソダバーグ…
★★★★★ 1991年4月6日(土) 新世界国際劇場 正真正銘のストーカー犯罪者が思い描く一方的な理想郷だが、マイナスに振れ切った針が周回してプラスに転じた如き割り切り振りは疾しさを覚えつつも爽快。純情であることは則ちに異常であることを体現する主人公のキ…
★★ 2007年3月3日(土) 梅田ブルク7シアター2 こういうものを例え添え物としてでも出すのなら覚悟して出せよと言いたい。「オマケ」に甘んじている怠惰感に反吐でも出そう。キャラとしてのアバレちゃんには更なるアナーキーをこそ求めたい。チョイ悪程度の…
生年:1961/10/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hat…
生年:1923/11/22没年:2016/08/17 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 1991年4月7日(日) トビタシネマ 停滞の80年代を経たルメットの90年初頭に出た快打。であると同時にブクブクに増量したノルティ乾坤一擲の気合いに一気に引き込まれる。単純な善悪論から多重な問題提議に及ぶかに見せ、鯔の詰まりベタに収束させると…
★★★ 2007年3月16日(土) テアトル梅田1 皆それなりに状況に埋没し閉塞が閉塞のまま終わるというのは、らしいしラストは正味笑った。だが、川越美和の張っ倒したくなる偏執キャラを始めとする世界の不均衡な歪みが断片的で互いに相関し合わず喰い足りない。…
★★ 1991年3月23日(土) 祇園会館 切除されたフィルム断片の連鎖に何の感興も覚えないし況してや少年時代の追憶へのエモーショナルな哀惜と連結することもない。だだ漏れる過剰なモリコーネ節に無理くり押さえつけられ辟易。何れにせよ俺の思う映画愛とは1万…
生年:1935/12/21没年:2017/06/16 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1969/12/05 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2021年10月7日(木) テアトル梅田2 土台、無理筋やろ思った。 冒頭、福島のひなびた町に女性がやって来る。 閉館予定の映画館を訪れ館主に経営を立て直しに来たと言う。名前を聞かれ咄嗟に目に止まった券売所を見てモギリコ(茂木莉子)。「用心棒」三…
★★★ 2007年3月24日(土) 新世界国際劇場 みんなお母さん思いのいい子チャンで素晴らしいのだが、いい子チャンすぎて凄味が無く、血の滾るような激情の結露が今一歩に終わりもどかしい。ベタでも少年時代のエピソードのひとつくらい欲しかった。良いシーンも…
★★★ 1991年4月14日(日) 高槻セントラル モラトリアムな主人公が戦争を内在化する過程が多分に形骸的で、低予算を逆手に取りシュールを模索する狭間で居所を見出せていない。ブラックジョークに成り切れていない据わり処の悪さ。哀しくも喜八の怨念は骸のよう…
★★★ 2007年3月24日(土) トビタシネマ 自分捜しの前半は好悪半ばでナオンの演出は相変わらずサディスティックに女性を追い込んで情感を垂れ流し一応泣かせるのだが、反面チープなメディカル解読は興醒め。後半は普通のアクションに堕したが変容のインパクト…
生年:1966/10/19 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com