2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
★★ 1991年7月7日(日) 祇園会館 『スタ誕』の昔からめんめんと語り継がれる食傷気味なハリウッド内幕再生物語に何ひとつ新味ある解釈を加えずに御用監督に成り下がったニコルズ演出も黄昏の醜態を晒す。せめて、リアリズムかコメディか位は明確にしてほしかっ…
★★★ 2007年9月29日(土) 新世界国際劇場 アバンタイトルのパノラミックな構成には期待したものの、ラスト10分で一応は氷解するトニー・レオンを軸とした「男と女」と「男と男」の物語を引っ張るには矢張り構成上の難がある。ムードに流れセンチで押すだけ…
生年:1934/09/04 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1939/03/14 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 1991年7月29日(月) シネマアルゴ梅田 ムード身上のチャンドラーが当然の如く機能せずプロット主導のヒッチが統御した映画は物語のロジックを喪失し寄る辺ない凡庸に陥る。出演者にも華が無い。極言すれば「メリーゴーランド」と「テニスの観客席」と「サ…
★★★★★ 2007年10月13日(土) 梅田ブルク7シアター5 どいつもこいつも誰にも依存しないし前に進むことに清々しく躊躇が無い。佐藤・伊勢谷・桃井・香川の乗りに、最近の三池映画に顕著な役者を気持ちよく転がす場の現出を随所に見る。初コラボの栗田カメラ…
★★★ 1991年8月3日(土) アクア文化ホール ジャンルの同工作が多数あるなか突出した何かがあるわけでもない。垣間見える大人世界が少年の自我の萌芽に寄与することもないスケッチ。ピンビン共闘以降のスタイルは未だ確立されていないが『童年往事』の前半はこ…
生年:1973/07/28 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1976// kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2021年9月20日(月) シネヌーヴォ ✳︎今回の上映「作家主義ホン・サンス」では「カンウォンドのチカラ」のタイトルで上映されましたが、ここではオリジナルと思われるタイトルを採りました。 原題はチカラの方らしいので、なんやろパワースポット的な…
★★★ 2007年9月29日(土) トビタシネマ ブルース・キャンベルの枯淡とも言うべき老人演技が味わい深く、エルビスネタのシケた頃合いもナイスなだけに、ヘタレなホラーへの拘りは要らんとも言える。ただ、ヘタレなのも又可愛いとさえ思えてくるから困ったもん…
★★★★ 1991年8月4日(日) 新世界国際劇場 原作を読んでから見ていたら大層薄味なキングものと感じたと思う。グロとサディズムと文章上の多くのギミックをスッパリ切り捨て、平明化されたレトリックの対極の三文小説仕上げでも、それなりに見せられてしまうのが…
★★ 2007年10月13日(土) TOHOシネマズ梅田9 ワンサイドなスタンスをラストの詠嘆で修正しようとするあざとさを割り引いても、冒頭で提示されたサウジと米の歴史が現在に繋がりゆく構造的解明が些かも試みられず陳腐な人質奪回劇に堕していく様に唖然と…
生年:1971/05/14 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1937/12/23 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
先日「報道1930」を見ていて、なんかこういう展開って既視感あるよなと思ったのだが、翌朝になってそれがなんだったか思い当たった。映画「宇宙戦争」やん。 8月末に1日あたり25000人に達したコロナ感染者数がわずか1ヶ月たらずで5000人を下…
★★★ 1991年8月4日(日) 新世界東映 新シリーズ3部作では最もまとまりがあるが、登場人物たちが義と侠の間で煩悶せざるを得ないあたりテイストが実録から任侠に逆戻りの感。材料出尽くしの果ての後退にしか見えないところが苦しいところだ。(cinemascape) ken…
★★★★★ 2007年10月20日(土) 梅田ピカデリー1 陽気で前向きなだけで変革をもたらせられるとは思わないが、及び腰な人々を融解させる触媒にはなる。そういう積み重ねの歴史こそ重要なのだ。居ても立ってもいられずダンスの渦中に飛び込む人々。踊らにゃ損損…
★★ 1991年7月27日(土) みなみ会館 劇的誇張のない淡泊な展開の中で増村的テンションの発露は行き場を失いインポテンツ状態に陥る。雷蔵の終始非情な主人公は好演とは思うが、変容こそが旨だったのではなかろうか。ママゴトめいた物語のチャチさにも大概うん…
生年:1981/08/22 kenironkun.hatenablog.com
生年:1945/01/01 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2021年9月7日(火) TOHOシネマズ梅田1 マーベルの映画でなかったらどんなに良かったろうと思いました。そう思わせるくらいに、前半で2回あるアクションはジャッキー映画の良質な発展形といってもいい出来です。 結局後半は、CGまみれのお子様世…
★★★★ 2007年10月20日(土) シネリーブル梅田2 少女の母への想いが醒めて見えるほどに退いた視座を保持している。過度にサディスティックな義父や偏執的にグロテスクな迷宮に対しても同様に均質な距離を感じ、逆説的に構造の歪さを増幅する。ラストの違和感…
★★★ 1991年8月6日(火) テアトル梅田2 カリカチュアされない生サディズムの一方でマゾヒズムは垂れ流され続けるベタベタ情感で粉飾され本質を蔑ろにされる。全ての技巧と楽曲をも押さえ込みデ・パルマが自らの本質を吐露した作家としての立脚点。あまりのド…
★★★ 2007年10月13日(土) トビタシネマ 肝心のツィイーちゃんの心根の変遷が説明不足で何考えてるのかわからんのがつらいが、贅を尽くしたセット美と仮面舞踏などの異様なギミックが冴え見応えはある。クライマックスの畳みかける展開にも唸ったが成程シェ…
生年:1902/04/14 没年:1974/10/17 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1970/10/22 kenironkun.hatenablog.com
★★ 2021年9月5日(日) シネリーブル梅田2 16歳って、演じてるスザンヌ・ランドンは20歳近いんやんか、サギやー金かえせー。 といちゃもんつけたくなるような出来だ。 クラスの中で同級生とかにとけ込めない。みんながやってることはガキレベルの遊びで…
★★★★ 1991年8月25日(日) 日劇シネマ 初期の今村やイタリアンネオリアリズモのような土着的で図太いユーモア。イ・ミスクの明るさが全く素晴らしく被虐は裏返されて泰然自若の境地に至る。終盤の種明かしも物語の深度を深めており、儒教観の頸木から解かれた…
★★ 2007年11月10日(土) TOHOシネマズ梅田9 親爺の座を取ったるとか息巻いてる割にメソついたりヘタレな先輩に頼ってみたりで、主人公に強靱さが無く、対する芹沢も太めでカリスマが無い。途中からどうでもよくなる覇権争いだが仲間の手術との青春カッ…