2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★★ 1992年1月19日(日) ロッポニカ三宮 ベタな日本人論やベタなパロディをベタと承知の上で割り切って演じさせ繰り広げる強引さに反発しつつも飲まれてしまう。そういった一種の2重構造を持つ作劇の妙味は、したたかそのもの。演出も出張らず、しかしポイ…
★★★ 2003年11月8日(土) 梅田ブルク7シアター7 『あずみ』には辛うじて部分的に残っていた編集の冴えは消滅し凡百の映画に堕した。折に触れて原点回帰を図る石井や塚本やライミに倣ってマイナー魂を忘れないで欲しい。釈ちゃんの殺陣もこうやって見るとあん…
生年:1895/09/30没年:1980/09/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1980/08/07 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 1992年2月9日(日) 新世界国際劇場 潜入捜査をしてみりゃあ結構良い連中じゃんってのはありそな話だが、その連中がアウトドア派の健全享楽に明け暮れるというのが変で面白いと言えば面白い。ビグローの専らの関心もサーフィンやスカイダイブらしいのが正…
★★★ 2003年11月24日(土) 三番街シネマ3 和田勉の傑作ドラマがあり、森田もそれを見てるらしいのに何故に今更なのか?中でも、新主題曲はトルコ軍楽曲の、獅童は竜童のエピゴーネンに過ぎない。向田の脚本を忠実にトレースすれば、これくらいの出来にはなる…
★★★ 1992年2月2日(日) 新世界国際劇場 こんなんあり得んと思いつつ「いや、もしかして」と思わせられるところが気が重く低予算故の裏寂しさがその思いを倍化させる。どうせサイコ展開になるんだろと思ってたら、ならないのも好感を持った。サスペンスとして…
生年:1963/09/08 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1927/10/21没年:2009/02/22 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2022年2月13日(日) 梅田ブルク7シアター3 オリジナルの冒頭、静謐の大俯瞰から急降下したカメラが捉える指パッチンという余りにインパクトのある導入は、さすがにそれをやっちゃあおしまいよでスピルバーグも準えるのが憚られたんだろう。総じて、…
★★★★ 2003年11月27日(火) テアトル梅田2 どうもアニメである必然を感じない飛躍のない物語なのだが、声優(特に江守と梅垣)の安定感と、そこまで取って置きましたとばかりのクライマックスにやられた。平素な日常にも良いことすれば福来るという真クリスマ…
★★★★★ 1992年2月3日(月) 梅田コマシルバー 冷淡を過ぎ冷血とまで見える醒めた体裁を纏い、一方では低次元な熱血スポ根的ドラマトゥルギーを持ち込み、更に竹中の下ネタギャグの破壊力が混在する。観客は下卑た笑いと熱い共闘意識と苦い反発を往還しつつ見入…
★★★ 2003年12月2日(火) 梅田ピカデリー1 無駄を削ぎ落としてタイトだと言えば言えるのかも知れぬが、真昼間の摩天楼の谷間の公道上で繰り広げられる一幕物としては当事者2人と警察と野次馬の3者が物語上でも空間処理でもパノラミックに入り乱れる展開があ…
生年:1950/03/18 kenironkun.hatenablog.com
生年:1927/02/20没年:2022/01/07 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年2月16日(水) 新世界国際劇場 【ネタバレです】 繰り返される時間軸の中に閉じ込められるっていう全然目新しくもない話を、さしたる緊張感もなくまったりと描いている。何か耳目を唸らせるような斬新なアイデアかあるかというと、どうやろか、 無…
★★★ 1992年2月5日(水) シネマアルゴ梅田 凄まじい閉塞状況をこれ又閉塞的な一本調子のハイトーンで綴られるものだから酸欠状態になりそうなしんどさ。AS仕込みのニューマンは押しつぶされて埋没したがテーラーの濃厚なフェロモンだけが状況に風穴を開けて…
★★★ 2003年12月2日(火) 高槻松竹 阪妻の魅力は満喫できるし、「父子もの」の数多の同系作と比してもベタつかない自我が確立された人々の話で気持ちいい。しかし、どうも、「血は争えない」ってのが血統書つきの平民の俺とすれば何か鼻持ちならない。(cinemas…
★★ 1992年2月9日(日) 新世界国際劇場 プロの中のプロや強固な意志力を持つ憑かれた男を描いてこそのフランケンハイマーが翻弄されるだけの男の物語で冴える筈もない。『ブラック・サンデー』から10数年後のテロリズムを描くにそっち側の決定的仇役を欠いた…
生年:1981/02/01 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1979/12/20 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2003年12月16日(火) 梅田ピカデリー1 カスター大虐殺に立ち会いウィンチェスター社を指弾する男が遙か最果ての国とは言え近代武装化の一翼を担う、又英語を取得し進取の気性に富む男が近代化に反旗を翻す。こういうアンビバレンツな感情機微を十全に描…
★★★★★ 1992年2月11日(火) パルシネマしんこうえん 前半の昂揚感が本当に感動ものであり、最高にいじらしい女をデイヴィスが完璧に表現し得ていた。人生は一瞬の出来事で180度向かう先が変わる。それは理屈ではなく感情の奔流が信頼できるパートナーと合致…
★★ 2003年12月22日(月) ナビオTOHOプレックス3 半世紀に渡り再三怪獣に襲撃された日本というパラレルな世界観が現在の日本の社会分析に言及されないままで、況やモビルスーツものの極私的個人の世界観に矮小化されるなら、『ゴジラ』『モスラ』の初作を…
生年:1937/12/30 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1985/02/19 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 1992年2月16日(日) 日劇シネマ 晩年の「娘の結婚」シリーズの基調を形成したオリジナルな強度は認めつつ、それでも『麦秋』のパノラミックな複合や『秋日和』の豊穣な役者群の諧謔に比し単調且つ短調な調べに若干の物足りなさを覚える。ベーシックな小…
★★★★★ 2004年1月16日(金) 梅田ブルク7シアター2 海中景観も良いが、ため無くいきなり動き方向を変える魚の圧倒的スピード感が素晴らしい。親離れ子離れもいいが、ここぞと言うときには思いっきり抱きしめ頬摺り合わす愛情表現が心打つ。鮫や海月や亀も良い…
★★★ 1992年2月16日(日) 新世界国際劇場 主人公がコミューンに同化してアイデンティティに目覚め境界を越えて行くのに同族であるからというだけでは今いち説得性が無い。結局のところ属する場所は何処にもなかったという終盤の絶望感はかなりのものだが。演出…
生年:1977/02/27 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com