2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
生年:1937/02/18 没年:2018/07/07 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年7月13日(水) 大阪ステーションシティシネマ10 前半1時間はバズ・ラーマンのクドいまでのケレンが時間の解体と相まって傑作かもとの思いもあった。 佳境が2つある。メンフィスのマイナーレベルのライブでトム・ハンクス扮する大佐が初めてエ…
★★★★★ 2002年3月4日(月) 梅田ガーデンシネマ1 閉塞状況で育まれた自我が変態性にまで肥大化した世間知らず女の生態と言う事なんだろうが、この真正面から恥ずかしげも無く突き進むキャラクターは殆ど前代未聞。これを体現可能な唯一無二の女優ユペールの憑…
★★★★ 1994年7月9日(土) 京都朝日シネマ2 ほぼ1建設現場に絞られた舞台設定で見せきってしまうのは働く男達のリアリティに尽きるのだと思う(現実にロバート・カーライルは建築労働者出身らしい)。淡々と流れた物語が終盤畳み掛けるように露呈させる制度の…
★★★ 2002年2月23日(土) 扇町ミュージアムスクエア 初期大友テイストのグダグダな停滞感が無くのっぺりツルンとした凡作。何かどこかで見たような青春モノらしき設定やキャラクターが継ぎ接ぎされてはいるが全て借り物の印象。松竹カラーに染められて山川は『…
生年:1964/05/12 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1959/05/02 kenironkun.hatenablog.com
生年:1965/11/11 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年7月16日(土) プラネットプラスワン アルドリッチの初期作だが、この翌年に傑作「ヴェラ・クルス」を撮ったことを考えると、今一凡庸さは否めない。 ジェロニモ投降から始まるアパッチ族斜陽の物語で、1人徹底抗戦を謳う男をランカスターが演じ…
★★★★★ 1994年8月6日(土) 京都朝日シネマ1 一芸だけを只管な拘りと信念で繰り返し続けた孤高の作家の理想的到達点。独善的な文明批判と潔癖主義なユーモアは軽妙な音楽と膨よかな色彩で丸められ、更に少年視線によって客体化される。ある意味、無欲な享楽や…
★★★★ 2002年3月2 日(土) リサイタルホール トラウマに飲み込まれる兄と脱却できた妹の物語としてなら納得するが、この主人公の現実からの逃避や兄妹への共存志向には借り物の胡散臭さしか感じられなかった。60年代日本映画の最良の撮影を彷彿とさせる田村…
★★★ 1994年7月31日(日) ACTシネマテーク 映画創生期の絵の中の人や景色が動く驚愕もさることながら、作る方も見る側もこの月世界をもしかすればありなむと思ってたのではってところが憧憬をかきたてる。本作を観ながら目に浮かぶ20世紀初頭の芝居小屋の…
生年:1975/02/22 kenironkun.hatenablog.com
生年:1957/09/05 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1944/09/22没年:2004/01/04 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年7月19日(火) 新世界国際劇場 マイケル・ベイにほとんど期待するものはないのだが、何だか評判いいみたいで若しかしたらの思いもあった。が、やはり所詮はマイケル・ベイはマイケル・ベイでしかなかった。 「俺は爆破のレシピを持ってるのさ」と…
★★★★★ 2002年3月6日(水) ナビオシネ5 伝統的スクリューボールを基底とした女だらけで化粧の匂いが充満するかのような濃厚な前半も、フェリーニが匂う終盤を経ての達観したかの如きラストも良いが、仕事も家庭もどうでもいいぜ、悩みなんかぶっ飛ばせとばか…
★ 1994年6月26日(日) 高槻セントラル 乱歩稀代の傑作幻想譚は凌雲閣という高所から遠眼鏡で遙か下方のからくり細工の押絵の美女を視るというマクロからミクロへの瞬時の空間飛躍がもたらす孤絶感こそが肝であるのに技量が無く、替わって安易な時制錯綜で茶を…
★★★ 2002年2月28日(木) 扇町ミュージアムスクエア 蓼食う虫も好き好きで、どんな女の子を100%と思おうがかまやしないが、連れにこんな話されてもしらけるのと同じである。スティルカメラによる連続写真が通常のコマ延ばしとは違う面白い効果をあげている…
生年:1954/08/16 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1988/08/11 kenironkun.hatenablog.com
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★★ 1994年7月10日(日) 日劇会館 いい加減な話を成り行き任せで為すがままにやってたら、驚いたことに傑作が出来ちまったと映画内ではなってるのだが全然そう思えないのでド白けてしまう。貧乏なロケ隊の話が画面まで貧乏臭くて救われない。後半の展開は虚実…
★★★ 2002年3月8日(金) 梅田ピカデリー1 旅の仲間達が、どいう絆で集まり心が結びついていったのか皆目解らないので友情だとか突然言われたって白けるだけ。深みがあるらしいエフェクトも暗さで誤魔化されてる気がする。只、旅の宿や廃鉱の洞窟やミスリルの…
★★★ 1994年7月16日(土) ACTシネマテーク 撮られることのなかったチェロ奏者の話の大オープンセットが本当に勿体無く惜しいと思う。後の『道化師』・『ローマ』・『インテルビスタ』などに継承されるフェリーニ得意の似非ドキュメンタリー初作であり『サテ…
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生年:1931/04/07 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1971/01/21 kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2002年3月11日(月) 梅田ガーデンシネマ2 本卦還りとでも言うべき意匠満載のリンチワールドは、しかし予想外に時間と彼岸の境界を明晰に構築する。そして何よりカオスの果てに情念とでも言うべきベタな愛の世界に突入したのが作家としての後退ではなく…
★★★ 1994年7月3日(日) 第七藝術劇場 少女が清冽な空気の中で朗々と歌い上げる場面の数々が修行の厳しさと同時に体得していくことの喜びを漲らせている。展開は芸道物として殊更目新しいものとも思わないが、佳境の再会シーンとそのあとのザ・無常とも言うべ…