男の痰壺

映画の感想中心です

映画感想【しら~しん】

新感染 ファイナル・エクスプレス

★★★ 2017年9月8日(金) 大阪ステーションシティシネマ11 父性の回復といった命題が主軸にあるが、それよりも否応なしに浮上するのが自己犠牲だ。 ・幼い愛娘 ・身重の愛妻 を救う為に男たちは死ねるか(ゾンビになれるか)?…といった問いかけがベタに繰…

仁義なき戦い 完結篇

★★★ 1978年11月23日(木) トーエイ伊丹 お祭り騒ぎの後の衰亡の歴史を綴った後日談的な寂寥。金子という隠し支柱が消えベクトル無き内部抗争の行き詰まり感は3度目の登板の松方や大友役の宍戸への交代によっていや増される。新たに政治結社化する流れが時代…

仁義なき戦い 頂上作戦

★★★★ 1978年11月23日(木) トーエイ伊丹 大局を知らぬ尖兵たちの殺し合いと騙しあいが入り乱れたシリーズの第3部と本4部で描かれる代理戦争の顛末はラストの文太・旭の台詞で祭の終焉とでも言うべき徒労と挫折をもって完璧に締めくくられた。大向うを唸らせ…

仁義なき戦い 代理戦争

★★★★★ 1978年11月23日(木) トーエイ伊丹 代理戦争の傀儡たる腹黒親爺どもの傍らで尖兵として対峙しつつも裏取引を画策し続ける男どものめくるめくカオス。その混沌の後方から現れた旭や梅宮が知らぬ間に中心に居座る役者オーラの至福。シリーズ最高峰。面白…

仁義なき戦い 広島死闘篇

★★★ 1978年11月23日(木) トーエイ伊丹 騙し騙されの狂騒の中を全力で駆け抜ける疾走感がシリーズの肝だと感じているので、番外篇的に鉄砲玉の人生に焦点を絞った本作には余り魅力を感じない。しかし、火傷しそうな千葉のオーラと対称的な成田の冷気。傍系人…

仁義なき戦い

★★★★ 1978年11月23日(木) トーエイ伊丹 キャラ立ちした梅宮と松方の挿話2部構成を縦走する文太の立ち位置が退き過ぎず出過ぎずで、ド太い骨子になってないのが弱いと見えて実は微妙に味があるという深淵なキャラ付け。深作も笠原もそんなこと考えてないらし…

新宿スワンⅡ

★★★ 2017年1月23日(月) TOHOシネマズ梅田3 いきがったって所詮、女の上前はねる口入屋じゃねえ? というのは置いといて、俺は前作を虚構の男騒ぎの完璧な創造物として評価する立場である。 でも、今回は流石に因縁を持つ男同士のガチ邂逅とヤクザ、ヤク中…

シング・ストリート 未来へのうた

★★★ 2016年8月8日(月) シネリーブル梅田2 親の不和にせよ学校でのイジメにせよ総じてライトだし閉塞打破の方途としての音楽もパンク以前グラム未満な半端さで強固なメッセージがあるわけもない。行く先を失しレコードに埋没する兄は弟の何に仮託したのか…

シン・ゴジラ

★★★★ 2016年7月31日(日) MOVIXあまがさき6 日本はまだやれる的メッセージが迎合的だし総理だ大統領だの大風呂敷広げ茶番に見えるのも難点だが、異能集団こそが危機を回避し得るという「半島を出よ」的コンセプトと第1形態の想定外のズレ感。…

続・深夜食堂

★★★ 2016年11月6日(日) MOVIXあまがさき9 第1作もTVシリーズも未見。 野郎どもは概ね見た顔だが、第1話(河井青葉)と第2話(小島聖)のヒロインに馴染みがない。 2人ともどこか薄幸な感じが良いキャスティングセンスで見飽きた佐藤浩市や池…