映画感想【へ】
★★★ 2018年4月1日(日) MOVIXあまがさき11 経営の確執を本筋に絡めたことで拡散した。 正直、メリルが泥縄で経営を継いだロートルお嬢さんってことに絞ってフィーチャーした方が面白かったろう。 結局、正念場で掲載に踏み切る彼女の内部の葛藤はシ…
★★★★★ 2015年11月21日(土) 新世界国際 非日常へと踏み込んでしまう境界が唐突にやってくる映画的導入が優れているのだが、そこから繰り広げられる展開が予想以上に複層的。70年代初頭テロリズム勃興期に世界で若者達が踏み込んでいった狂気が充満する。…
★★★ 2017年8月20日(日) MOVIXあまがさき9 決行前夜、武器取引での破綻があった後の、彼女が働くダイナーでの一幕。 ジェイミー・フォックスがジョン・ハムを彼の来歴を想像だか捏造だかしてネチネチ責め立てる。 はっきり言って、ここ以外は見どころ…
★★★★★ 2016年3月2日(水) MOVIXあまがさき7 『キル・ビル』から殺戮のロマンティシズムを『レザボア』から土壇場のダンディズムを継承したイズムの結晶。ワンパターンなのに飽きないっす。人種と性別についての糞コードを蹂躙し遣り放題の挙句に人としての…
★★★★ 2016年5月16日(月) TOHOシネマズ梅田6 ブローリンは平凡な市井人だしクルーニーは取り柄ない凡優でメインのストーリーは見所も無い。一方でテイタム・スカヨハ・エーレンライクの挿話は冴えまくる。歴史的に赤狩りが否定された現在。コミュニズ…
★ 1976年12月28日(火) 伊丹グリーン劇場 動物を擬人化して描く胡散臭さに目を瞑っても余りにベンジーが良い子ちゃんを演じてるのが明らさまで飼い馴らされることに迎合的なのが不愉快。何よりこんなしょもない映画がヒットすることで調教師のデブ爺がどえら…
★★★ 1975年6月22日(日) 阪急文化 グッドオールドデイズ的話芸がシネフィル的に嫌らしくも巧過ぎて見とれるのだが、如何にもな大人こどものテイタムには今いち馴染めない。コヴァックスのモノクロ撮影が時に水墨画のように素晴らしく、フォードなアングルで撮…
★★ 2017年1月23日(月) 新世界国際 ドイツの監督のウーリー・エデルは80年代にちょい脚光を浴びた。 「クリスチーネF」と「ブルックリン最終出口」が有名だが両方見てません。 ただ90年代に渡米しマドンナ主演で「BODY」を撮った。 これは見た。 …