男の痰壺

映画の感想中心です

映画1918

担へ銃

★★★ 1975年8月15日(金) 梅田地下劇場 後の『独裁者』で巨視的・複層的な展開を見せる題材としての戦争だが、芸としてのギャグが豊富ではあるにしても手放しでは笑い切れない。傍観者的ポジションでのアプローチであって未だ怒りの萌芽は無いのだ。当然サディ…

犬の生活

★★★★ 2003年8月7日(木) OS劇場CAP 警官をおちょくりまくり、ベタギャグを執拗に反復し、野犬の群に噛まれまくるチャップリンに偽善の仮面を未だ知らない青年期の生々しさを感じた。であるからこそ、流れと分断され取って付けたかのようなラストが清々し…