男の痰壺

映画の感想中心です

僞大学生

★★★★★ 1981年2月21日(土) SABホール

加被虐のこういう尖鋭化は時代的に珍しくもないが、泥塗れのジェリーに対してのクールネス若尾と伊丹の配置がエロスと胡散臭さも兼務する重層。息をもつかせぬ脚本のスピードと構成。エッジ効きまくりの村井のモノクロ。時代の隘路の結晶体。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com