男の痰壺

映画の感想中心です

フランス軍中尉の女

★★★★★ 1982年12月13日(月) 新世界国際地下劇場

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俳優が役に侵食されていくという新味なき題材も高度な手練により再構築され蘇る。英国の古典と現在を橋渡す両雄ライス・ピンターの初邂逅が到達したトリッキーな構成が全くもって痺れる。熟達フランシスの撮影はじめ総てのパートが一級品の輝き。(cinemascape)