★★★ 2020年6月28日(日) プラネットスタジオプラス1
なるほどーそういうことやったんかあ。
へーそうやったの、わからんかったっす。
とまあ、不可解な状況の起きた真相と、不可解な行動の隠された真実ってのが、終盤につるべ打ちされる。
冒頭、アフリカ戦線で孤立した砦の救援に向かう部隊。彼らが見たものは全滅した友軍。しかし、その状況は全く不可解なものであった。
とまあ、ミステリーのような興味深い振りで始まる、一応。
そこから物語は、一気に過去時制に遡及して、舞台はロンドン。幼いジェスト3兄弟のエピソード。そして、成人した彼らは何やらやらかして外人部隊へと流れていくのであった。
部隊での色んな確執とかあって、冒頭の全滅の顛末へ至るんですが、正直かったるいし眠い。
ぶっちゃけクーパーがミスキャストなんだと思う。兄弟の絆とか、鬼軍曹との対決とか、男騒ぎの萌え要素が優男の彼では今いち栄えない。ゲーブルやったら未だしもだったか。
結局、謎がきれいに回収されましたという道理的な快感しか残りませんでした。
ボージェスト!
なんのこっちゃ。
3兄弟の絆や部隊での上官との確執など侠気要素がプレーンなクーパーでは映えなくて中盤が激しくかったるい。冒頭のナゾがご丁寧に画解きされる終盤で何とか覚醒に至るが、それは設計図を図解したに過ぎない。プレストンの砂漠転がり落ちのみ印象的。(cinemascape)