男の痰壺

映画の感想中心です

おもひでのしずく (2009年9月18日 (金))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。

 

民主政権始動に際して

f:id:kenironkun:20200810032447j:plain

●できもの
数年前のことだが、お尻の中に、できものができた。
最初は、少々痛いくらいだったが、しまいには歩行の1歩ごとに、脳内に衝撃波が襲う。
辛抱堪らんと、とうとう医者に行った。
「切って膿出すか、薬で治すか」と聞かれ、迷わず「薬」と答えた。
俺は怖がりなのだ。
で、薬を数日飲んだが、まったく良くならない。
仕方なく、再度医者へ。
で、切開することになった。
お尻を丸出しにしてベッドに横たわる。
局部麻酔の注射を穴内部の患部近くに射たれる。
とんでもない激痛。
そして、メスを差し込まれ切開。
地獄のような数分ののち、「見る?」と聞かれて振り向くと、医者が持つ試験管の2/3ほどを満たしたドロドロの黄土色の液体。
「こんなに出たよ」
ああ…すごい…でも、終わった。
地獄は終わったー!
「じゃあ、もう1回絞り出すから」
「…えっ」
その後再度患部をぎゅうぎゅう押され絞られ悶絶した。
1週間後に再度同じことを、もう1回されて、俺は完治したのだ。
そういうものだろう、何事も。
民主党もそれくらいやって欲しい。

 

●「半島を出よ」
去年読んだ本で最高だったのが、村上龍の「半島を出よ」だったが、映画化されるらしいね。
それはともかく、この本の前半で北朝鮮軍が福岡に侵攻し制圧に成功する過程。
警察・役所・報道などを矢継ぎ早に押えていく迅速さ。
まあ、フィクションと一緒にしてはいけないけど、昨日の民主政権始動のニュースを見ていて、ちょっと連想して感銘してしまった。
まあ、まだ初動段階で先行きはわからんけど、このスピード感だけは持続してほしいなあ。