男の痰壺

映画の感想中心です

おもひでのしずく (2009年11月12日 (木))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。

 

謀略の暗黒列島

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本屋で副島隆彦植草一秀の共著「売国者たちの末路」を立ち読みした。
ほんま、おもろいわ、これ。
謀略まみれでございますよ。日本は!
ってな感じでして、
植草一秀早大教授の痴漢事件。
小沢一郎の秘書が西松建設からの献金疑惑で逮捕。
中川昭一財務大臣のローマでの酩酊会見。
こういうのはぜーんぶ謀略なんです。
まあ、そんでもって全ての悪の黒幕は米国の走狗たる小泉と竹中なんでございます。
でもって、さらに、「りそな銀行救済劇」「ミサワホーム破綻」の背景では極悪人、竹中が巨額の富を築いたのであります。
郵政民営化」も又しかり…でございますよー!

おもろいし、有り得るかも…と思わせたりもするが、
この副島隆彦
アポロの月面着陸の嘘まやかし説までいくとチョットなあ…言う感じやし
亀井静香のブレーンだったってのも引っかかります。

思うのは、この講談みたいな話。
誰か映画化でもせんかなあ…ということでして
熊井啓山本薩夫今井正とか嘗ての山師的左翼親父どもが懐かしい。
熊井啓は違うか)
チャラくない骨太のポリティカルフィクション。
現実に先行するような先鋭。
見たいなあ…そういう映画。