男の痰壺

映画の感想中心です

彼岸花

★★★ 1983年12月16日(金)  ビック映劇

              1992年2月9日(日) 日劇シネマ

f:id:kenironkun:20201108062749j:plain

頑なに自我を通す親父佐分利信が、後期小津作品の中ではとりわけ融通の利かない男で、枯淡の域には未だ遠く、小津の「赤」を偏重するカラーへの異様な拘泥と合いまり息苦しい。山本富士子が瞬間風穴を開けるとしてもだ。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com