男の痰壺

映画の感想中心です

映画年間概観 2008

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映画2008


2008年、映画館で観た映画は90本。
色々あったが、よう頑張ったんちゃうやろか。

例年通りシネスケでの採点での上位を書く。

邦画★★★★★
母べえ
邦画★★★★
愛の予感」「いろはにほへと」「拝啓総理大臣様」「アフタースクール」「ぐるりのこと。」「劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと空の花束 シェイミ」「スカイクロラ」「崖の上のポニョ」「しあわせのかおり」
洋画★★★★★
アポカリプト」「ノーカントリー」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」「ミスト」「告発のとき」「スピードレーサー」「TOKYO!」「ウォンテッド」「ディパーテッド」「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
洋画★★★★
プラネット・テラー in グラインドハウス」「やわらかい手」「夜顔」「フライボーイズ」「ロンリーハート」「パラノイド・パーク」「ジェシー・ジェームズの暗殺」「イースタン・プロミス」「シークレット・サンシャイン」「シューテム・アップ」「ランボー 最後の戦場」「スピリット」「ハプニング」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」「イーグル・アイ」「マリア」

で、邦洋各1本は
母べえ
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト

邦画の「母べえ」だが、正直どうかとは思う。ただ、「おくりびと」は見てないし「トウキョウソナタ」は買わないし「ぐるりのこと。」は世評ほど絶賛する気にならなかったということだ。「母べえ」は山田洋次の最高作ではないが、最近の1作ごとに感じる「いかがわしさ」と「新しさ」を改めて感じさせたのも事実。60台の吉永小百合に設定年齢30台の母親役を振り浅野忠信と平然と恋愛感情を演じさせるサディスティックなまでの強固な演出はやっぱり見物だと言いたい。
洋画は「ノーカントリー」かとも思ったが、年終盤に見た昨年公開作「ディパーテッド」の予想外の出来の素晴らしさにスコセッシは復調していたのだと今頃気づいて、そこに登場した「シャイン・ア・ライト」も珠玉とも言える出来で、今年のマイブームはスコセッシになった。実際は2作合わせての選定なのです。「スピードレーサー」や「ウォンテッド」まで★5か?とも思うのだが、まあ、何でも楽しめる年齢になったのかもしれない。一方、世評の高さに比して乗れなかったのが「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」と「ダークナイト」だった。
2008年12月27日 (土)