男の痰壺

映画の感想中心です

父と子

★★★ 1983年1月23日(日)  伊丹グリーン劇場

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力のある役者を揃えて端正な画角で丁寧に作られているとは思うがとにかく地味。父と息子の相克が和解に向かって1点の謎解きに収斂されて行くのが社会的メッセージ性を露呈させ純粋人間ドラマの醍醐味を後方に追い遣る。1点突破の作劇は良くも悪くも教条的。(cinemascape)

 

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