2021-04-17 翳りゆく人生 日々雑感 窓辺に置いた便器に座りわたしは夕陽見てたカチコチな便意の気配を横顔に漂わせ スッキリの記憶は遥か遠く過ぎた日々をさまようふりむけばドアの隙間からヘルパーが しのび寄る どんな運命がオムツはかせたの輝きはもどらないわたしが今死んでも 裸電球に街は霞み窓には老いが映る冷たい壁に耳をあてて補聴器さがしてた どんな運命がお金遠ざけたの輝きはもどらないわたしが今死んでも どんな運命が天国遠ざけたの借金はなくならないわたしが今死んでも