2021-07-07 雨のホスピタル 日々雑感 新しい時代のためにわたしなど 思い出さないで音にさえもならなかった あのスカしっ屁担架は進んでく 黄泉の彼方七月は蒼く煙ってなにもかも水没してく 雨のホスピタル死ねる気がしていくつ棺桶見送っただろう 霧深い町の通りをかすめ飛ぶ死神いらっしゃーい心 縛る苦しみすててかけてゆきたい底知れぬ奈落へ 今すぐにでも七月は蒼く煙ってなにもかも消え失せてゆく 雨のホスピタル生き返ったみたいいくつ人魂見送っただろう雨のホスピタル夢から覚めたいくつ頻尿数えただろう