男の痰壺

映画の感想中心です

≒(ニアリーイコール)

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・コロナでの死者数 ≒ コロナがなくても死んだだろう人の数

・緊急事態宣言で潰れた店の数 ≒ コロナかなくても潰れただろう店の数

 

もっとひらたく言うと、コロナとかがなくたって遅かれ早かれお陀仏しただろう年寄りや、コロナとかがなくたって遅かれ早かれ閉店ガラガラだったろう閑散店が、コロナのためにという統計で括られて本質を見誤らせている。

 

辛坊の予言とやらの「ワクチン接種が始まれば30万人が死ぬ」(これの真意はギャグです)が取り上げられてるのを見ていて思いました。

 

成長戦略会議の報道で、最低賃金を巡り、引き上げすべしのスガ・ブレーン、アトキンソンと、今年は中小企業たいへんやから据え置きでという商工会議所会頭の対立ってのがあって、なるほどと思った。

アトキンソン持論の日本の中小企業はぜーんぶぶっ潰せには、そんな究極の二極化みたいなのありえへんと思う俺だが、この報道においてはアトキンソンに分があると感じる。

明けても暮れても飲食店や旅行業者や娯楽といった業態の窮状ばかりが取り沙汰される。しかしこれら3業態のGDPに占める比率は5%にすぎない。

情緒乞食といっていいマスメディアが扇動する空気に流されていては本当に大事な本質は抜け落ちてしまうのだ。

 

この2週間の入院期間で、見たくもないテレビをザッピングしながらうんざりしきってしまいそんなこと思いました。

 

追記:たった今、MLBのホームランダービーの中継を見終わり、満員のスタンドの興奮に東京オリンピックの閑散としたスタジアムの寂寥を想ってやり切れない。

まあ、それでも大谷ナイスパフォーマンスだったぜ!