男の痰壺

映画の感想中心です

紅夢

★★★★★ 1992年10月4日(日) 大毎地下劇場

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藝謀第1期の色と構図への過剰な拘泥は下手すれば偏狭世界のドツボ閉塞を招きかねないのに、あろうことか1から4へと右往左往する超形式的な配列に準拠する物語に依ってマイナス2乗=超絶プラスへと転化し得わけである。毒をもって毒を制した感がある。(cinemascape)

 

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