これは、40年ほど前、俺の撮った8ミリ映画の宣材として植松さんにお願いして書いてもらったチラシです。当時、情報誌とかで自主映画の上映会とかを探しては持って行って置かせてもらいました。とっくに無くしたと思ってたんですが、引越しの片付けしてたら出てきたので懐かしく俺はしばし回想に耽るのであった。
当時は、俺も植松さんも将来への野望を胸にため鬱屈した日々を送る若者であった。植松さんの家で何時間も炬燵に入りプロレスのビデオを見ながら酒を飲みつつ何を話していたのか。今ではさっぱり思い出せません。
後年、外食産業にいっとき身を寄せたことがあって、年末になると忘年会の予約を何件か取らされる。当てのない俺の脳裏に植松さんの微笑みが天啓のように飛来し数年ぶりに電話した。植松さんは二つ返事で「ええで!」と言ってくれた。電話を切った俺は涙にくれつつペンネームの由来である呪文を心の中でいつまでも繰り返した。
「ラッキー植松ラッキー植松ラッキー植松…」
以下wikiより
ラッキー 植松( - うえまつ、本名、植松 雅也、1959年 - )は、日本の漫画家。イラストレーター。大阪府・大阪市出身。大阪芸術大学映像計画学科卒業。日本漫画家協会会員。
1986年、「週刊少年マガジン」(講談社)に掲載された『カレーなる挑戦者』でデビュー。その後は新聞や広告、マニュアルなどに漫画を執筆。毎日新聞のコマーシャルキャラクター「レゲエくん」のデザインを行った。
「似らすとれーしょん」と名付けた似顔絵漫画や切り絵イラストレーションなどで個展も開催しているほか、アートカレッジ神戸・大阪アニメーション専門学校のストーリーまんが講師を務める。