男の痰壺

映画の感想中心です

レイジング・ファイア

★★★ 2022年3月26日(土) 新世界国際劇場

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ガンの為50代で早逝したベニー・チャンの遺作ということで、一定のバイアスがかかったのかもしれない高評価であったが、宜なるかなの出来であった。力作だと思う。

力作だけど香港映画ならではのカジョーテキトーがやっぱ拭い難いのでね、この点数です。

 

【以下ネタバレです】

ドニー・イェンのキャラは良いんです。一本筋が通ってて気持ちいい。上司に上の方から圧力がかかってるから捜査に手ごころ加えろ言われても言う事聞きません。なので出世できない。愛妻が子ども産むってのに。

問題はニコラス・ツェーです。こいつはドニーの元部下で、すごく目をかけられて可愛がられていた。で、拉致された高官の救出の為に一味の男をリンチして居場所を吐かせるのだが、吐いているのに更にメッタメタに暴行を加えて死なせる。この辺が意味不明にカジョー。で、裁判で現場に居合わせたドニーの偽証を期待するが、真っ直ぐな男だから当然本当のことを言う。それでお前のせいでってなるかなあ、ドニー先輩はああいう人だよなって諦めないか?なんだかテキトーです。

まあ、この辺がしっくりこないのが難点なのだが、映画は爆発、銃撃、カーチェイス、タイマンと矢継ぎ早に見せ場を投入してくるので、細かい事気にしてる間もありません。

 

ドニー・イェンは俺より2つ下なので今年59歳ですか。俺もウルトラでミラクルなスーパーサムシングを夢見ず地力でコツコツやろうと思います。

 

恨を纏ったチームが強奪と殺戮を繰り返すのだが恨みの形成過程に今いち納得性がなく心を寄せ切れない。爆発・銃撃・格闘・カーチェイスなどが展開の流れに沿って直線的に配置され澱みがないのだが、佳境は前半にある麻薬組織の頭目とドニーのタイマンか。(cinemascape)

 

 

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