男の痰壺

映画の感想中心です

ちぎれた愛の殺人

★★★★ 1993年7月12日(月) テアトル梅田2

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終局で底が割れるにつれ又かの失望感があったが、例によってどっぷり浸かった名美と村木の物語が、主人公に刑事を置くことで適度に客体化され、ずるずる感軽減の程よい塩梅に思えた。何より池田の語り口が徹底してダークで変幻に富み非常に魅惑的なのだ。(cinemascape)