男の痰壺

映画の感想中心です

トキワ荘の青春

★★★★ 1996年12月14日(土) 徳山市市民館小ホール

移ろう時代と世界に対峙し不動の軸足として静物の如く立ち続けた男。相当に見え透いたテーマではあるが心を打つのは、実在人物だということ以上に市川の信念に揺さぶられるからなんだろう。もう一方の軸足の手塚が幻影のように垣間見えるのも粋である。(cinemascape)

 

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