男の痰壺

映画の感想中心です

白い風船

★★★★★ 1996年8月10日(土) 岩国勤労者総合福祉センター

年の瀬に設定された映画内時制が焦燥感を煽るように見えても、予想外に大人の世界と五分に対峙する少女のしたたかさに悲壮感はさほと無い。そして、語られてきた取り巻く世界が一瞬転倒したかの如きラストの締めくくり方。クールすぎるまでのシニカルさだ。(cinemascape)

 

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