男の痰壺

映画の感想中心です

コンテンダー

★★★★ 2016年10月8日(土) 新世界国際劇場

絶対に譲れないと思っていても変節はいとも簡単に訪れる。そういう弱さを映画は非難 めいた視線では見ていない。甘いも酸いも汚濁も清廉も世のシステムに剥き身を晒し 苦闘するしかない。ケイジの南部との親和性とフォンダの父との相似化。役者が良い。(cinemascape)