男の痰壺

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お嫁においで

★★ 1976年11月16日(日)  伊丹ローズ劇場
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明らかに『若大将』シリーズの後発亜流として作られたわけだが突き抜けずイジイジ感がある。東宝的明快さで語られる社会的ヒエラルキーは打破されるのでなく温存され安住へと埋没する松竹的ことなかれ主義。それを悪いと野暮は言わぬまでもいかにも中途半端。(cinemascape)