男の痰壺

映画の感想中心です

屋根の上のバイオリン弾き

★★★★★ 1977年4月17日(水)  大毎地下劇場
                     1977年7月24日(日)  元映
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伝統賛歌で開巻した物語だが、娘の結婚の度に選択を強いられるトポルの劇画チックな心理描写。それは概ね近代的。その保守と変革と歓喜と悲嘆がロビンス舞踏と名曲「サンライズ・サンセット」で高揚する中盤と急転直下の転調の鮮烈さ。豊穣で巨視的。 (cinemascape)