男の痰壺

映画の感想中心です

津軽じょんがら節

★★★ 1977年6月13日(月)  伊丹ローズ劇場
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後に『祭りの準備』で熟成される中島の都市と対置する地方論が、現代やくざの土俗との邂逅という虚構の中で未だ生硬。ルルーシュかぶれの都会派映像主義者斉藤の思い込み映像は、それでもアンビバレントな虚仮の一心とも言うべき迫力はある。(cinemascape)