★★★★ 2017年5月20日(土) シネヌーヴォ

「けんかえれじい」との類似による物足りなさは感じなかった。
多分、覚えていないからだろう。
不良ということだが、、彼の言ってることは正しい。
時代が正しくなかったということで、そのへん描き方は芯が通っている。
女性に対しても、いっさい斜に構えない。
だから嫌味がないのだ。
清順を感じさせるのが京都でのシーン。
寺の縁側での2人が歩きながら会話するのだが、行ったり来たりを繰り返す。
明らかに変なのだが、カメラ動かすのが面倒だったんだろう。
そういういい加減さが好ましい。