★★★ 2017年6月24日(土) プラネットスタジオプラス1
それなのに、見たのが、若干褪色ぎみのフィルムなので、黒が赤っぽくなる。
まあ、台無しですわ。
ただ、そんなこと抜きにしても、どうなんだか。
まあ、ニューシネマってみんなそうだったんだけど…。
「撃たれて死ぬ」、「撃って殺す」ってことが、平穏な状況に突然割り込む理不尽さ。
そこだけは、哀しいくらいに描かれている。
徴兵拒否した主人公が、とどのつまりロクなもんにならねえって話で身も蓋もない。そういう意味で正しくニューシネマの1篇なのかもしれない。「撃たれて死ぬ」・「撃って殺す」ことのリアリズムと凶事が平穏に唐突に割込む理不尽。ポイントは押さえられてる。(cinemascape)