男の痰壺

映画の感想中心です

マイ・ファニー・レディ

★★★★★ 2015年12月21日(月) シネリーブル梅田4
イメージ 1
拡散増幅し行く枝葉の人物群が決して整合的に収斂されるわけでもない。寧ろ放置されとっ散らかってるるのだがボグダノヴィッチは包括的に映画愛で統御し切ってしまう。『大追跡』では未だ生硬だった人物の出し入れがこなれ成熟したまろみを感じるのだ。(cinemascape)