男の痰壺

映画の感想中心です

砂の器

★★★★ 1978年10月29日(日) ダイニチ伊丹
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ローカルネタを徹底解題する清張文脈を炎天下を背広を脱いで歩き回る刑事の汗と歩行のリアルで担保する橋本イズム。その若干のマンネリが大浪花節の一大ページェントに大梶を切る。すれすれ勝負だが年間を通したロケの厚みが半端なく無茶を押し通す。(cinemascape)