男の痰壺

映画の感想中心です

探偵はBARにいる3

★★★ 2017年12月7日(木) 梅田ブルク7シアター1
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シリーズ前2作は未見。
なんで見に行ったかというと、北川景子ちゃんが出てるから。
ファンなんっす。
まあ、木偶の坊のようなツンデレ演技しか演ってない最近の彼女にしてはテンション高めの演技ではありました。
 
主演2人の掛け合いは、初見である俺にとっても新鮮感が喪失して馴れ合い臭がそこはかとなく。
他のレギュラーらしい出演者も馴れ合っております。
そんな中、鈴木砂羽がさすがやと思った。
景子ちゃんも、これくらいの力量つけなあきまへん。
 
開巻から存外に簡単に人が死ぬし人を殺す。
相当に踏み込んだもんかとも思ったが、結局はそこだけ。
 
ただ、彼女が犯行を企てた理由。
そこには、意外性もあるし、若干胸打たれました。
 
「人死に」がジャンル映画の分岐点だとすれば、踏み込んだかに見せて尻退ける体たらく。所詮そんなもんと割り切り景子ちゃん只管応援に徹するギアチェンジもノッキング気味だ。パターン化を破る情動演技だがビッチ度が不足。でないと過去設定が効かない。(cinemascape)